名古屋で起こして

ズ/ス/ク備忘録

17/11/05放送 #162 

○OP
ち:マロニーちゅえ♪ ははははwwww
瀧:……ちょっとさ、もっかいこれ面白いかな?とか僕に言って頂けたらね。僕もいやこれやめといた方がいいよとか言えるんですけど、いきなりやられると。もうそのまま。
ち:笑 今の面白くなかった?
瀧:面白くなかったんで言っちゃったんですけど。
ち:仕方ないなあ~瀧上くんじゃあ、これ出してあげるよ~(ドラ○もん風)
瀧:お願いします。
ち:テテテテン! ちゅえ~ちゅえ~ちゅえ~~い
瀧:これ面白いかなあ……
ち:ははははwwww 
瀧:まあ始まっちゃってますからね。言ったもん勝ちみたいな感じになっちゃってっ
からさあ~
ち:そうかなあ~
瀧:言っといてよお~
ち:ちょっと相談するね。
瀧:お便り届いております。つるこ。『先日神部さんに間違われたことがありましたね。私も相手の思い込みで間違えられたことあります。初めて行くお好み焼き屋でレジの女性が「いつもありがとね!」と言うではありませんか! 「これ! 持って帰ってや!」とワッフルが5個入った箱を渡されました。断ろうとしていると「ほかの人が見てるし早くしまって!」と結局持って帰り、おばあちゃんと食べました。おいしかったですがいまだに誰と間違われたのかなと思っています。それから怖くてその店には行ってません。思い込みってすごいなと思いました』
ち:はー、でも嬉しい間違いですよね。
瀧:つるこによく似た女性が常連さんなんだろうね。つるこによく似た常連さんはワッフル貰えなかったってことですよね。
ち:そうだよね。そうなるとそのお店にとって相当良いことをしたことがあるのかも。
瀧:つるこBね。Aをメール送ってくれた本人とすると。
ち:ほんとはつるこちゃんが偽物なんだけどね笑 店に良いことして、店に行ったのに何のサービスも無かったと思ってるかも。
瀧:さらに言うとよ? 店の女性になると、なんでこないだワッフルあげたお礼言わないんだろう?とか思ってるかもよ。
ち:これつるこBは色んな意味でイライラするよね笑 お互いになんもお礼ねえなあみたいな。つるこAのせいですよね。
瀧:いやつるこA一番関係ないんですよ笑
ち:多分言いかけたけど、押し切られたときにもっとはっきり「私はつるこAです!」って。
瀧:なんのことですか?ってなりますから笑 まあ僕もこれはよく言われますから。僕がよく言われるのは「昨日新宿歌舞伎町にいたよね?」
ち:あーまあね。
瀧:色々ね、調べた結果、多分よく似たホストが3人くらいいるんですよね。(歌舞伎町にいる上 #67)
ち:多分ね。ドッペルゲンガー? 3人よく似た人たちに会うと死んじゃうっていうじゃん、瀧上によく似た人は3人とも歌舞伎町にいるんだよね。
瀧:歌舞伎町行きたくないんすよ。
ち:すぐ死ぬよ!
瀧:すぐ見つかってね。ドッペルゲンガーに。すごくよく言われるんすよ。やたら新宿でよく見られてて。
ち:俺1回ね、すんごいTwitterが大騒ぎしてて、今日表参道でオダギリジョーに会った!って。
瀧:おお
ち:でオダギリ!って写真撮ってるの。俺なの。後姿。
2人:(笑)
瀧:それはー色々ひどいね、ひどいよ。
ち:だからオダギリ……ちゅうえいでいいか。オダギリさん。
瀧:いやいやいや。
ち:これは嬉しい勘違い。
瀧:それほんとにちゅうえいだったの?
ち:俺しか着ないみたいなスタジャンあったじゃん? 後ろにでっかくプリントされた。
瀧:あれね。冬いっつもあれしか着ない。
ち:それ着てた。オダギリちゅうえいね。
瀧:すごい。よっぽど視力悪かったんででょうね。
ち:けど俺一回似てるって言われたことあったじゃん? 昔。(昔言われてた話 #63)
瀧:昔ね。ほんっとーに奇跡的にね。薄目にして頭5発くらい叩いたらそう見えんこともないかな?みたいな感じだったから。
ち:しかもそれ飲み会だったけど、部屋が夜よりも暗かったから。
瀧:夜よりも暗い笑 月明りよりも笑
ち:けど(Twitterオダギリ騒動は)昼間の表参道だったから。いよいよ俺そうなのかな?と思ってきて。
瀧:その子もオダギリさんってそんなカッコよくないなって思ったかもね。
ち:あー。じゃあオダギリさんに悪いことした笑
瀧:お前とつるこは1回本人に謝りに行かないとね。
ち:わけわかんねえよ。別に俺らそんな悪い事してねえよ。ただその写真撮った子も修学旅行で来た、みたいな子だったの。東京ってそんなにすぐ有名人と会えるんだねーみたいな感じで呟いてた。
瀧:その子ねー、あれだね、地方から来てて心のどこかで有名人に会いたい!って思ってたから、ちょっとでも似てるともうその人!って思いこんじゃったのかもね。自分から寄せにいったんだよ多分。お化け見た!みたいな子と一緒だと思う。影3つあれば顔に見えるっていうじゃん、それくらいの間違え方だと思う。お化け見たのと。
ち:え? 影3つくらいの間違え方なの?
瀧:そう。もうぼんやりして。もうほんとにオダギリジョーのモザイクみたいな。
ち:(笑)
瀧:信じたかったから。その子は。だから思い込みってあるんですよ。
ち:勘違いね。ただこれだけは言っとくよ。中目黒、恵比寿行ったときにマスクして眼鏡してる人は何かしらの有名人です。あと勝手な思い込みで言うよ。有名な人ほど顔隠さない。ちょい有名とか1回舞台出たエキストラの人とかほど有名人オーラ出してると思う。
瀧:あとお前ね。
ち:そう俺!
瀧:ほんとにね、ちゃんと調べて声掛けたりとかね。マスクしてるのも理由がありますから。あとそんなに有名じゃないのに顔隠してるってのはちゅうえいさんの偏見ですから。
ち:一個人の感想。あ、俺も一回勘違いしたことある。横断歩道渡ってるときに、前の方に明らかにハマカーンの浜谷が待ってたの。俺むっちゃ仲良いから、驚かそうと思って後ろからそっと近づいてって前にバッて出て「はーまちゃん」ってやったら全然知らんおっさんやった。いっちばん言い訳出来ないやつ笑
瀧:まあ、おじちゃん的に分かったことは俺ははまちゃんって人と間違えられたって。勘違いって怖いですね。
ち:1回自分疑ってみて。


○進路相談
瀧:愛知県、ミッキーダウス。『最近お笑いを週に5回以上は観ています。相談なのですが、お笑い芸人にとって必要なことってありますか?』(#159と被……?)
ち:なりたいの?
瀧:目指してるのかなー、多分。学生かな?
ち:一番大事なのは、人前で大きい声出せるかどうかかな。(#158)
瀧:M-1の1回戦の最低基準ですからね。噂で。
ち:(M-1は)一般のコンビもOKにしてるから。大きい声でゆっくりお客さんの目を見て話せたら、受かったりするって言うよね。
瀧:なぜなら面白い台本書ける人って多いんですよね。それこそハガキ職人のみなさんとか。
ち:文字で表すのが最高に面白い人がいる。
瀧:でも実際会うとすっごい口下手だったり、すっごい人見知りだったりしてさ。ネタは面白く作れるけど人前で漫才コントが出来るかっていうのは、出来なかったりするもんね。
ち:そうだよ。うちの瀧上もネタは書けるけど、人との会話のキャッチボール一切出来ない。
瀧:笑 いやそんなことないですわ。どっちも完璧ですよ。
ち:激さむカットインとかする。
瀧:激さむカットインってなんですか。
ち:たとえばー、浜谷と俺が最近食べたおいしいものの話してるとするじゃん? ラーメン屋見つけたよ、じゃあ今度行こう、って話まとまったときに、瀧上が「今のさー、ラーメンの話もっかい話して」とかこっちが話終わった後に。無駄にタイトルだけ覚えてるから聞き直してくるんだよ。
瀧:あるねえ。10終わった後に5くらいから聞き直すやつね。
ち:2くらいだよ。何お前、5ってちょっと。それがキャッチボール的なやつね。キャッチボール出来ないくせにいざ漫才書くとなるとちゃんと出来る。
瀧:じゃあ逆に言いますけどね、キャッチボール出来ないのにここまでは来れますからね、逆にね。
ち:キャッチボールが出来ない人の限界を見せてる。こいつは。
瀧:いやもっといくわ笑 キャッチボールも出来るわ。ちゃんと投げてますからね。たまに違う球投げるけど。
ち:いやキャッチボールなんだから取ることもしろよ。
瀧:てことで、人前で大きく喋れることも大切なんですけど、こないだビートたけしさんの本に書いてあったんですけど、お笑い芸人になるためにはどうすればいいですか?って聞いて来る人いるけど、答えられないって。時代が違いすぎるから、って。たけしさんって最初は大学でレーザーの勉強しようとして、そっから挫折して挫折して挫折して辿り着いたのが浅草のストリップ劇場で、ひょんなことから漫才師になったおいらがいまの時代とマッチしようがないから、アドバイス出来ることがないぞって。なるほどなと思ったのが、時代によって、お笑い芸人になるために要ることって違うと思うんですよ。言ったらお前の言う、はきはきと喋るっていうのは、M-1一回戦用の話かもしんないじゃん。
ち:聞く人によっても答えが合ってるかも全然違うかもしれないから。ミッキーダウス君が自分の中に染みたもの採用してけばいいんだよね。
瀧:言ったらさ、15年前なんてM-1グランプリしかなかったんだよね。新しい常識なわけですよ。
ち:まあ大きい声でやるっていうのは通用するけどね。ただこれすら違うかもしれないけどね。皆が大きい声でやるから自分は小さい声でやるとかあるかもしれないよね。
瀧:あるのよー。ユーチューバーとか見ててね、なんでちゅうえいがこのタイミングでコーヒー飲んだか知らないけど。
ち:しゃべりすぎて喉カラカラになって。
瀧:プロよりも、言ったら素人のユーチューバーの方が再生回数多かったりするんですよ。俺にも出来るかもなっていう思わせるとこが大事だったりするんだって。プロだと成立しすぎてて親近感が沸かないから、見るの億劫だみたいな感じなんだって。っていう常識がいつ出てきたのかっていうと、ここ最近ですよ。俺さ、好きな映画で内村さんの芸人交換日記ってのがあるんですよ。売れない芸人の話なんですよ。みんなにイメージ付けるために内村さんが表現したのが『デパートの屋上で営業やってる』んですよ。で、全然お客さんが入ってない、というわけです。10年やって営業3本しか入ってねえぞって。いや営業3本やったら、俺らの時代だったら全然食えるじゃないですか。
ち:そうね。バイトしなくていい。
瀧:なんなら1個レベルの高い芸人じゃないですか。で、内村さんとは時代が違うんだなって思って。内村さんの時代は営業やる芸人ってのは売れない芸人だったんだろうね。例えば俺が監督やるとしたら「おいどうすんだちゅうえい、今月中野小劇場でライブ5本しか入ってねえぞ」って。
ち:けど若い芸人だったら、5本もライブあるなら……って思うかもね。
瀧:芸能小劇場でしょ!? Vスタでしょ!? とかね。
ち:なるよね。俺も「どうすんだよ瀧上、ライブ月2本で休みは2日しかないけどさ、あと全部打ち合わせやぞ?」とかさ。あと全部ネタ作りやぞ!とかさ。
瀧:売れない芸人の表現が変わって来てるよね。
ち:あらゆるとこで時代がどんどん変わって来てるよね。俺らなんかさあ、なんでお笑いやり始めたかっていうと、すんごい楽しいってのがあったからじゃん? で蓋開けてみると大変やったけど、昼に起きて昼から酒飲んでやりたいことやってみたいなイメージだったじゃん? 今見てみ? どの職業よりも目を光らされとる。街中の人全員パパラッチだもん。
瀧:だからダウスに言いたいのは、学生だと思うんだけど、大学卒業してお笑いやろうってとき時代変わってるかもしれないのよ。自分で見つけるしかない。俺はこうなりたいって自分で教科書を作って行く方がいいと思う。
ち:もしかしたら、分かんないけど、それが何年後か分かんないけど、芸人というものすら無くなってるかも。まったく新しい名前の職業出来てるかも。ユーチューバーみたいな。
瀧:例えば?
ち:えー……笑わせ屋さんとかね。
瀧:それもう芸人でいい笑 地方イベント屋、とかね。
ち:営業盛り上げおじさんとかね。エイギャーとか。
瀧:ほんとにね。毎年どうやったら売れてくのか変わってくよね。だからダウスが始めたときに沿った常識でやるしかないよね。
ち:もしかしたらやりたいじゃなくて、普通の質問の可能性もあるよね。なんなんですか?って聞いてるだけの可能性も。
瀧:それにしても俺も分からんな。ピコ太郎さんとか出て来てさ、もう分からなくなったもん。
ち:あの売れ方は分からんよな。
瀧:俺からすると、どういう方程式で作ってんだろうって。
ち:もし俺がギャグ出来たよーってピコ太郎さんより先にあれを持ってきても、多分お前はNGって言ってたと思うよね。
瀧:かもね。
ち:だってわけ分からんもん。
瀧:あれが売れたことによって何が正解か分からんよね。
ち:もうわっかんない。
瀧:てことでダウス、わっかんない。てことでダウスが見つけることね。
ち:俺が強いて言うなら、大きい声出すってことね。


○ED
瀧:11月5日でしょ。我々のクラウドファンディングは始まってるよ。肘神神社を作ろうではないかということで、場所も決めてます。あとはお金だけ。色んなコーナーとか、作ってるんで。10万払うと俺の実家に泊まれるっていうのとか。
ち:もう俺のTwitterでも発表されてるのかな。
瀧:ファンクラブとかね、見て頂けたら。