16/12/25放送 #117

○OP
瀧：クリスマスですよ。もうあっという間に来ちゃうね、クリスマスとか。
ち：一年早いよ。ということは瀧上38歳か。
瀧：ちなみに言うと、山口放送では12月31日。
ち：うわーもう一年終わっちゃうよ。
瀧：ちゅうえいさんはどうだった？
ち：お菓子刑事(デカ)っていうのをやってたんだけど、その連載が……終わった。なんかショートケーキの被り物して、これとこのお菓子組み合わせて食べるとおいしいみたいなのを紹介してたんだけど。
瀧：俺はお菓子刑事あんまり知らないんだけど、たまにロケ行くと「ここお菓子刑事で来たことある」って言ってて。そういう情報しか入ってない。
ち：あのね流れ星として色んなデパートとか行くじゃん。結構お菓子刑事とカブるのね。
瀧：俺が全然……みたいなツラしてると、ちゅうえいがここお菓子刑事で来たーみたいな、先輩ヅラしてるのがムカつきましたけど。
ち：お菓子ヅラね。その歴史を作ってくれたお菓子刑事が、終わりましたね。あとLINEスタンプ第2弾も出たね。
瀧：観光大使になったのも2016年ですよ。
ち：そっか！　もうお菓子刑事終わったとかネガティブなのはいいか。
瀧：これね、大使になってからズスクの台本に『飛騨・美濃観光大使よろしくお願いします』って書いてくれてるのが本当に嬉しい。あと、こんなんどうですかって思うんだけど、流行語ってあるじゃないですか。2017年は流れ星も流行語にノミネートされたいと思うんですよ。逆に今から流行語になりそうなフレーズをみんなで作ってくのはどう？　『ノミネートされる』のが裏テーマだけど、表向きとしては『来年の流行語を作ろう』っていう。ちなみにちゅうえいさんはどう？
ち：「まっ岐阜の観光大使ですから」とか（？）
瀧：「悟られた！」とか。「柏手打たなきゃいいけど？」とか（？）
ち：エレベーター景気。
瀧：なんですかそれ。
ち：急に景気が回復したり急降下することをエレベーターになぞらえて。あとジョーカーママ。トランプの奥さんのことをそう呼ぶようになるんじゃない？　ありそうじゃない？
瀧：あるんすかね？　来年の流行語になりそうなの送ってきてください！


○雑学　
瀧：愛知のどもらー。『山（やま）と山（さん）の使い分けについてです。山そのものが御神体など信仰の対象だと「さん」。富士山とか。そうでない場合は「やま」。他にも単独の山は「やま」で、連峰の一つだと岳です』
ち：じゃあ下呂の御前山（ごぜんやま）ってあるけど、あれはただの山なんだね。卵と玉子の漢字の違い知ってる？
瀧：ちょうどそれも書いてますね。
ち：え？
瀧：『有精卵など、生命の宿としての場合は「卵」、食べ物のときは「玉子」です』
ち：そう、それ。
瀧：合ってましたか。最近の日本語についてどもらーさんは憂いてるようですよ。『流れ星のお二人はどう思いますか？』と。
ち：憂いとるよ。ちゃんと下に伝えていかないといけない。「貴様」ってあるでしょ。あれは実は一番良い言い方だからね。今は喧嘩売るときに使うイメージだけど、あなたさまってことだから。そういうのをちゃんと使っていきたいし、子孫に伝えていきたい！　えれなに伝えて。
瀧：えれな。僕の娘なんですけどね。ちゅうえいさんとかどもらーもそうですけど、日本語憂いてる人多いと思うんですけど、日本語って時代によって変わってくと思うんですよ。
ち：俺も。
瀧：笑　急に意見変わった笑　投稿者の意見が正しいとすると、今も侍言葉とか武家言葉が使われてるはずなんですよ。使われてないってことは言葉が変わっていったってことなんですよね。
ち：分からんよ。大きい組織がそういうふうに変えてったのかもしれんよ。
瀧：悲しいかな消えてくと言うか、多数決によって本当の意味が変わってく言葉もあるんだよね。でも僕はそれでいいと思う。言葉が生きてるってことだから。俺らお笑いやってるでしょ、お笑いがさ、貴様ってねほんとは敬う言葉なんですよ！って言っても面白くないじゃん。よりみんなに浸透してる文化の方に照準を合わせていくのがお笑いだと思う。まとめると瀧上は、
ち：瀧上も
瀧：ほんと卑怯ですね！　僕瀧上個人は、言葉はね皆が知ってる方に寄っていくんだよね。それが文化かなって思うんですよね。
ち：ただ、本当の意味も知っとかなきゃいけないよね。
瀧：それはもちろんですよ。難しいけど。それが文化って感じだよね。友達同士でそれほんとはねーっていうと何あの子ってなっちゃったり。
ち：教える場所によるよね。居酒屋とかだと蘊蓄言ってるなあってなるよね。授業とかだと良いけどね。
瀧：俺も正論大好きだから分かるけど、正論って意外に嫌われがちなんですよ。分かるんだよ投稿者の気持ちも。合ってるんだけど。人間って、正論言われると受け付けないっていう難しいとこあるんだよなー。
ち：いいんじゃないそういう話も。もうここでして洗い流してこって。
瀧：年末ですしね。しちゃいましたね。洗い流してこうね。


○あなたの街の瀧上さん
ち：高知県つるこ！　『私の職場の先輩は上司に「髪切りました？」と言おうとして「頭切りました？」と言ってました』
瀧：これ気を付けなきゃいけないですね。北斗の拳のレイみたいなことですね。スパッと。
ち：そうね。たださ、岐阜の方の方言で頭切ったって言わなかった？
瀧：あったかなー。もう忘れちゃったな。通じるっちゃ通じるよね。
ち：つるこ。『先輩が「顔色悪いですね？」と言おうとして「顔が悪いですね」と言ってました』
瀧：これはね、テンポで言っちゃったんでしょうね。それかほんとに顔が悪かったかどっちかでしょうね。
ち：だったら、言っちゃダメ笑　東京都、サブリナ。『同僚が「黄色」と書こうとして「横色」って書いてて笑いました』
瀧：どんな色なんだろうね笑　すごいね、足したほうがより安心したんだろうね。木へんを書くことによって。
ち：その安心したって答えに行きつくのがもう違うもんね。安心する？　瀧上も安心する？
瀧：いま横色って3回くらい書いたんですけど、安心しますね。
ち：はははwwww　最後、鳥取県茶太郎。『ビールを飲みながらアルミ缶をすすいでいました。飲んでる途中のビールもすすいでいました』
瀧：これはねーもったいないね。
ち：天然じゃなくて？
瀧：もったいない笑　もったいないおばけのやつですね。でも偉いですね、アルミ缶すすいでね。
ち：そうねー今ゴミも厳しくなってるからなー。ペットボトルもさ、マークの外してカバーも外してみたいになってるもん。俺らの頃そんなのなかったもんな。
瀧：めっちゃうるさくなってますもんねー。あれ分別して良くなってるんでしょうかね？
ち：あれ分けても、ちょっと混ぜちゃったりしてるときあるじゃん。
瀧：俺ほんとひどいと思ったのがさー、缶とペットボトルに入り口分けてるゴミ箱あるでしょ。で、蓋開けたらあれ同じビニール袋一つだったんですよ。入り口2つでゴールひとつなんですよ。
ち：こっちに分けさせなくてもいいやんってやつね。


○お悩み相談室
瀧：ちえこ。『悩みというか疑問です。歌手で歌がうまいとかうまくないってありますが、音程を外さないことがうまいってことなのでしょうか？』基準が知りたいんだろうね。
ち：ひとつの法則はないよね。
瀧：僕の好きな歌で、ビートたけしさんが売れない芸人のことを歌った浅草キッドって歌があって、すっごい良い歌なんだけど。大体酔った芸人は8割カラオケで歌うんですけど。
ち：9割じゃない？
瀧：9割笑　一般的にたけしさんは上手じゃないんだけど、沁みるんだよね。いい歌声なんだよね。
ち：そうかたけしさんは歌がうまいってわけじゃないけど、たけしさんの歌うあの歌がいいのか。
瀧：多分この子が色々もやもやしてるのは、歌うまい人が一番売れてるのかっていうとそうじゃないしってとこなんでしょうね。これ僕の好きな元ブルーハーツで今クロマニヨンズの甲本ヒロトさんが言ってた、僕の一番好きなセリフなんですけど「一番売れてるラーメンが一番おいしいわけじゃないでしょ。そしたらカップヌードルが一番おいしいってことになっちゃうでしょ」っていう。
ち：ほーーお
瀧：たぶん歌手もそういうことだと思うの。みんなそれぞれ好きなとこがあるわけじゃん。
ち：売れてるのと、上手いのは違うよね。
瀧：そう。そうなのよ。
ち：売れてるっていうのは、いかに地球上の人間を一番多く引っ掛けれたかってことだから。
瀧：これさ、よく俺やめてほしいなって思うんだけどさ、お笑い芸人さん見てよく「この人つまんないと思う」って言う人いるじゃん。それはつまんないんじゃなくて、あなたにハマってないだけでしょって思うんだよね。
ち：あーそれはね。正しい表現かも。面白いの反対がつまらないではないよね。
瀧：そうそうそう。「私はこれあんまり好きじゃない」が正解で。歌もそうじゃん。私は好きじゃないってだけじゃん。演歌歌手に向かって「私はロックが好き」って言えばいいだけなのに「私はこの歌いいと思わない」とか言うのは、なんつーかな、違うじゃんって思っちゃうんだよね。
ち：自分一人で思う時にはつまんないって思ってもいいけど、人に言う時はつまんないって言うのはちょっとおかしいかなっていう。
瀧：こわいのがね、Twitterで結構こういうこと書いちゃう人多いってこと。みんな無意識だけど、鍵掛けてないとあれ全世界に流れてるわけじゃん。
ち：その感覚がみんな覚悟が無いんだよね。すごいことだよ全世界に見られてるって。
瀧：意外と本人たちめっちゃエゴサーチしてたりするわけじゃん。それで検索に引っ掛かってさ、あっこないだライブ来てた子だ、あっつまんないって言ってる、とかでさショック受けたりするわけじゃん。
ち：しかもさ、そのライブ会場出てったときの出来事とか話題とか交えてたりすると、より特定出来るわけじゃん。あんときのあの子かって。
瀧：簡単に書いてるけどねみんな。だからこれも俺どっかで見たんだけど「Twitterに書き込みたいことは自分ちの玄関に飾っても大丈夫なこと」って。それくらい、大通りの看板だと思った方がいいよって。
ち：メールとはわけが違うもんな。芸能人もTwitterやってるのを知ってて、それでもそういうこと書く人っていうのは覚悟があるってことやもんな。
瀧：覚悟があるならいいけどね。だから話戻るけど、上手な漫才師さんはいっぱいいるっていうか、みんな上手なんだけど、あとはみんなが好きか嫌いかってだけ。つまらない漫才師さんはいない。
ち：昔の映像とか観てみるといいかもね。案外今と違った感じだったりして。
瀧：歌手とかもだんだん下手になってってるなって感じる人いるかもしれないけど、どんどん崩してってそれが味になってる、みたいなさ。書道もそうじゃない、楷書と行書でわざと崩すっていう美学。
ち：こんなぐちゃぐちゃんなのがうまいっていう。
瀧：まとまんなくなっちゃいましたけど。
ち：いや良いよこういう話も。
瀧：ということで2016年終わっちゃいますけど、また2017年もズスクよろしくお願いしますね。色んなコーナー送ってきてください。お相手は流れ星瀧上と、
ち：どんどん送って来てね。おじいちゃんの名前はちゅうえもん！　よいお年ラバババンババンバ
瀧：ちゅうえいさん笑　おじいちゃんの名前は言いましたけど、あなた誰なんですか笑
ち：次やるギャグに夢中で忘れてた笑　良いお年をー！ラバババンバ……これもういいか笑
瀧：はい笑