名古屋で起こして

ズ/ス/ク備忘録

17/10/29放送 #161 

○OP
ち:♪まるで合掌造りのようだちゅえー!
瀧:岐阜ミーチャンスですね。
ち:意外と岐阜ミーチャンスで自己紹介ギャグ作ってなかった。
瀧:そうですね。まず世間知らないからね。
ち:ふざけんなお前、ヒャダインさんが作ってくれたんだぞ? 知らなかったらヒャダインさんに悪いだろ。
瀧:そうだね。悪いね。
ち:ヒャダさんに悪い。へっ
瀧:なに今の? 屁出た?
ち:屁出た笑 でも本番中は良いってなってたから! 本番中はギャグのためだから。それは前はなしましたー本番中はいいってー
瀧:あのね、これリスナーの皆さんは分かんないかもしれないけど、ちゅうえいがラジオブースの狭い中で屁こいたりすることがあるんですよ。それで屁をこいたら1回5000円罰金って。別に(一緒にいるのが)僕じゃなくてもマネージャーでもね、密室でこいたらダメってルール決めたじゃないですか。
ち:いや本番中はOKってルールも決めてたよ。
瀧:あっほら田村さんもガッツポーズ取ってる。
ち:いや笑いの為にだったらOKだってなってたからやめて。テンション下がるから。
瀧:なってないですよね? ほらダメだって。いやテンション下がろうがしょうがないですよ。ちゅうえいさん、ごちそうさまです。
ち:いやほんとにこれはダメ!! 俺そしたら面白屁ぇ(おもしろべぇ)こけなくなるじゃん
瀧:なんなの面白屁ぇって。
ち:ウケるための屁だよ!!!
瀧:1発5000円の屁、面白いじゃん。
ち:いやちがうって!!!! そういうことじゃない! 面白屁ぇだもん! 芸人が屁こいちゃダメってなんだよ!!!!!!! 面白屁ぇだもん!!!!!!
瀧:毎回そのテンションくださいよ笑 5000円取られる前じゃないとそのテンション出ないのなんでですか笑
ち:5000円取られるからだよ!!!!!!!
瀧:こいたからね。
ち:これはダメ! 面白屁ぇだから!!!! 絶対に払わない。俺これは絶対に!!! やだーーーーっ!!!!!!!
瀧:あとそんなに面白くなかったですよ。
ち:それはお前結果論だろ!!!! こっちはウケようと思ってやってんのにスベったら結果5000円ってお前この、まさに下衆の極み!!!!!!
瀧:関係ねえじゃねぇかハマカーンwwww
ち:友達だからいんだよ。
瀧:この件に関してはあとで話し合いましょうか。長引きそうなんで。
ち:そうね。これで番組終わっちゃうから。
瀧:ほんと流れ星下らねえことで喧嘩しますからね。


○進路相談
瀧:生徒名、そら。『もうすぐ大学の試験です。面接の自信がありません。人前で話す自信が湧く方法を教えてください。あと頑張れるエールをお願いします』 もう試験追い込みじゃないですか。これねえ人前で喋るときって緊張するじゃないですか。なんでかって言ったら、普段そういうことやってないからじゃないですか。いつもと違うことやろうとするから緊張するわけで。前ね、ドランクドラゴンの鈴木さんがなんか番組で言ってたんですけど、映画の撮影があって緊張してたら事務所の先輩のシティボーイズのきたろうさんが来て「どうした?」って聞くから「全然緊張とまんないです」って言ったんだって。そしたら「お前いつもの倍の力でなんかしようとしてるだろ? いつも以上の力出そうとするから緊張するんだよ。いつものお前十分面白いんだからいつも通りでいいんだよ」って。すげえいい言葉だなーって思ってて。それできたろうさん煙草吸いだしたんだって。そしたらきたろうさんの手がめっちゃ震えてたんだって。
ち:はははははwwww
瀧:いや緊張してんじゃないすか。
ち:美しい話だね笑 昔、俺も上島さんでそんなような話あったよな。当時のモー娘。だから、辻ちゃん加護ちゃんを……かご地蔵、みたいなそれを笑わそうって時に俺らの直前がダチョウ倶楽部さんで。後ろに並んでたの。上島さんが「今日緊張してんな? 今から緊張するなってのも無理だから俺らが今から笑わしてくるから笑ったらリラックスしてくれ」と。「ちゅうえいと約束したから、いつもの帽子投げる芸を封じ込める。それ以外で笑い取ってくるから」って。で、出て行ってすぐ帽子投げる音聞こえたからね。
瀧:そうwwwパァンってねwww 床に叩き付けるつける音が15秒くらいで聞こえました。
ち:なんだろう。芸人さんってかっこいいよね。
瀧:そういうとこ込みでかっこいいよね芸人さんって。話戻すと、いつも以上の力出そうとしてるからですよ。人前や大人の前でやったりすることないから緊張しちゃうんだろうね。簡単ですよ、本番前に大人の前で仮想面接練習したらいいんですよ。
ち:やるとやらないじゃ全然違うと思うよ。
瀧:我々も人前でするじゃないですか。僕も最初の方緊張してたのね。考え方を変えて、賞レース以外は緊張しなくなったんですけど。今は有り難いことに1000人2000人のお客さんの前でやらしてもらってるでしょ。最初は50人60人どころか20人でもド緊張してたからね。終わったあと腹痛くなってたもん。
ち:なっとったな。胃液出すぎて。はあああ……って。
瀧:気持ち悪くなっちゃって。吐きそうに。
ち:吐いてたよな。
瀧:吐いてた。で、よく言うじゃん、野菜だと思えとか。それと一緒で、来てるお客さんをどうせ同じ人間なんだし大した人なんていねえよ、みたいな。言い方は悪いけど。
ち:同じ人間なんだよなっていうね。
瀧:そう。そう考えるようになったら気分が楽になった。俺らの漫才がね、誰かの手によって脅かされるわけでもない。ただただ待ってくれてる普通の人間が、って思ったら楽になったんだよね。
ち:なんだろ。そうやって『ウケてもらう人』みたいな、お客さんの立場の方が上みたいに思っちゃうようになってたじゃん? そう考えずにもう笑う人、笑わせる人、だけでいいんだよね。
瀧:でね。そういう考え方だからこそすっげえ緊張する番組があって。内村さんとかが見てるじゃないですか、真正面の目が合うちょうど高台のとこから見てて。あれは普通の人間じゃないじゃん?
ち:有名人だもんね。あれって。
瀧:すごい人だから。すげえ人見てる!!って思ったら緊張するんだよね。唯一この方法が通じなかった。
ち:俺違う考えで、そういう番組たまにあるじゃん。お客さんに混ざって有名人が見てるみたいな。でもその人たちを見ないのもフェアじゃないなと思って、ずっと見てなかったんだけど、お客の立場にいたら見てもらいたいなと思って。あいつここも見るんだって評価の対象にもなるかな、肝座ってんなみたいになるかなと思って見たの。ネタ飛んだからね。
瀧:はははははwwwwww(手を叩いて笑う)
ち:見ちゃダメ。絶対ダメ。
瀧:(爆笑)
ち:有名人だから。見ちゃダメ、
瀧:ハハハハwwwww ネタ飛んだ?
ち:飛んだ。わあああああ!!!!!って目がぎゅるぎゅるぎゅる!!!ってなって。
瀧:わああああウッチャンだ!!! ウッチャンナンチャンの!!!
2人:ウッチャンだ!!!!
瀧:特ホウ王国のウッチャンだ!!!!!
ち:ナンチャンを探してたウッチャンだ!!!って。なっちゃうから。
瀧:なっちゃうね。
ち:なっちゃう。
瀧:無茶しちゃダメだよww
ち:まあ一回挑戦して分かることもあるからね。
瀧:ただね、そらちゃん。面接官はウッチャンじゃないでしょ。普通の大人なんだから。ウッチャンが来たら緊張していいよ。
ち:俺らも緊張するから。いやもう、すごいよな改めて考えると。ウッチャンが俺らのネタ見てるのすごくない?
瀧:全然話変わるけど、うちの嫁がウッチャンナンチャン見てビートルズだ!って言ってたからね。
ち:それはまた違う話だよ。お前の知らない世界の話だよ。怖い話だからね。
瀧:てことで普通の大人だから。大人と練習してください。
ち:舐めてやれってことではないけど。
瀧:まあある意味舐めてやった方が緊張しないかも。ウッチャン以外はね。


○音楽の時間
瀧:続いては音楽の時間をちょっとやってみようかと思って。こないだ肘祭り流れたけど、このラジオあんま音楽流れないでしょ。ちょっとね流してみようかと思って。どぶろっくが作ってくれた『おんなじ拳』ってあるじゃないすか。なにがすごいって、岐阜ミーのカップリングも良い曲っていうね。
ち:後輩とはいえ同い年。俺らの苦悩をずっと横で見てきた2人が俺らを描いてる歌なんですよ。
瀧:まだ売れてない俺らを見てきた2人だからこそ作れた曲なんですよね。ぜひ聞いてもらいたいです。

(流す)

瀧:いや~良い曲ね!!!!
ち:江口が曲作るとき、全然出てこないこともあるけどいい曲ほどすらすら出てくるって言ってて、で、これはマジすぐ出てきましたって言ってて。
瀧:ああそお
ち:やっぱ~流れさんのこと考えたらすぐ出てきましたよねーっつって。
瀧:あいつすぐカッコつけるからね。
ち:そんな江口、今ツムツムにハマってます。
瀧:いや笑 遅いでしょww
2人:wwwwwwww 
瀧:かわいいしね。
ち:ツムツムみたいな顔してるよね。
瀧:あいつがツムツムだったらほぼ肌色なんでしょうね。ハゲだから。


○田舎あるある
瀧:異次元の豚バラさん。『小学生のとき校庭の木からヤマモモとスモモとか取ってました』 分かるわあ。
ち:ヤマモモどんなやつ?
瀧:ヤマモモはね。俺もよく分かんないす。
ち:いま分かるってww
瀧:俺が分かるって言ったのは、通学路とかになってるものを食ってたなっていう。
ち:それは俺もあった。
瀧:俺のとこはね、アケビがあった。
ち:あのバナナみたいなやつ?
瀧:そう。あの青いやつ。あとあれもあった、すごい紫の、桑の実。知らない? 手が紫色になっちゃう。
ち:あーあの地図記号のやつか。俺は赤いのあったな。ちっちゃいのに種でっかいやつ。
瀧:一瞬だけ甘いやつね!
ち:種ブルン!ってなる。
瀧:あったねえー (前も似た話を #122)
ち:だいたい俺か蜂がどっちかが先に食べるかっていう。通学路におやつは落ちてましたね。あと秋とか栗も落ちてたじゃん。トゲトゲが割れて実の状態でコロコロしてたりするし、袋入れて持って帰って栗ご飯にして。あと今ちょうどギンナンの臭いすげー時期じゃん。
瀧:そうねー。昔なんだこれって思ってたけど。いらねえじゃんって。
ち:すんげーうめえな。
瀧:今になってね。
ち:いよいよ塩付けんでもうまくなったからな。ずっと噛んどってみ? 甘いよね。
瀧:甘くなってくるよね。おっさんになってきましたね。次、つるこ。『田舎のおじいさんおばあさんは、家を急に訪問すると家にある物でお土産を渡そうとします。野菜は筆頭で、その他砂糖、洗剤など頂く機会が多いです。なんで砂糖?と聞くと昔は砂糖が貴重品だったんだよって言ってました』 これすげえ分かる。
ち:砂糖?
瀧:うちのばあちゃん、味噌汁にすげえ煮干し入れるの。同じ理由で、昔はそんな物資がなかったから今好きなだけ煮干し入れられる、こんな贅沢ないよって。
ち:あっ自分の人生の中の価値観で。
瀧:煮干したっぷりの出汁を入れるってのが贅沢なの。入れすぎてくっそマズかったんですけど。
ち:お前のばあちゃんが生きてた頃お前の実家よく遊びに行ってたけどさ、朝飯出来たーって、豆腐に煮干し突き刺さってたもん。
瀧:そうなんですよ。煮干しも具にしちゃうから。
ち:新しい料理かと。
瀧:バナナもすげえ食わしてもらったんですけど、台湾バナナやぞ、伸!って。ばあちゃんのなかでは台湾バナナが貴重なんですよ。
ち:なんかある物でおみやげくれるって思い出したけど、昔、10年くらい以上前に浮世絵師って双子の芸人がいたのよ。その2人の実家が山梨の村の村長をやってて。そこに遊びに行って帰り際にお土産ないから、うちにあるみかん詰め込んだから持ってけ!って言われて。後からその双子の1人からあれ中身見ました?って電話掛かってきて。まだ見てないけどありがとうって言ったら、いや違うんです、沢山ある中でも傷んだ物ばっかり入れたんです、って。
瀧:はははwwww
ち:見たら全部腐ってた。何この仕打ち?って。うちのオカンはこういうとこあるので気を付けてくださいって言われた。
瀧:姑みたいなねww このまま終わりましょうか。来週もぜひ聴いてください。